
~はじめて間近で見る転車台に感動@岡山県津山市にある『津山まなびの鉄道館』~


カンダイパンセマルシェのみっちーです。
2025年9月7日に史上最速で阪神タイガースがセ・リーグペナントレース優勝。次の10月11日から始まる2025プロ野球クライマックスシリーズ(CS)で、阪神タイガースは10月15日のファイナルステージから開幕。それから日本一に向けて、1日でも長く観戦を楽しめるのはファンとして嬉しいです。
鉄道ファンは初心者。(鉄道ファンになったきっかけはこちらのブログをご覧ください)ならば鉄道博物館へ行ってみよう~!と週末、岡山県津山市にある「津山まなびの鉄道館」へ。ちなみに津山市出身といえば、B’zの稲葉浩志さん、オダギリ ジョーさん。津山市発祥のホルモンうどんも有名です。
JR津山駅から徒歩約10分で到着する「津山まなびの鉄道館」は、1936年に建てられた旧津山扇形機関車庫。機関車収容線数17は、京都の梅小路機関車庫に次ぐ既存二番目の車庫です。入るとすぐ、扇形に収蔵されたキハ33形気動車、D51形蒸気機関車、DD13形、DD15形除雪用等のディーゼル機関車など13の先頭車両がこちらを向いてずらりと並び、圧倒されつつ、間近で見学できます。

みっちーが個人的に好きになった車両デザインはキハ181形気動車「旧式やくも」(左から3番目の車両)。クリーム色に赤銅色のラインが魅力的です。1972年3月の山陽新幹線開業、岡山駅から出雲市駅間の急勾配線区を500PSの大馬力機関を搭載した特急列車で、1982年7月の伯備線電化に引退。
他にも、希少車両とじっくり向き合いながら、車両は人を運ぶだけでなく、除雪など作業にも欠かせないことを、鉄道の歴史とともに再認識しました。


国内唯一「DE50形ディーゼル機関車」(左)D51形蒸気機関車(右)
夕方からは、乗り鉄をエンジョイ。 日帰りのため、待ち時間の短い途中の駅で折り返そうと、JR津山駅の駅員さんに相談したところ、なんと、手書きのダイヤグラムを見せてくださり、目が釘付けに! 乗り鉄気分も上がります。結果、せっかくなので往復3時間を選択。
今回乗車したのは、JR津山線は津山駅と岡山駅を結ぶJR西日本の単線ローカル線で、駅数は17駅。片道1時間27分。運賃は1,170円。そして、車両はキハ47。赤オレンジ色の車両で、通称「たらこ」と呼ばれて鉄道ファンの方に愛されています。

往時は快速だったので、ディーゼル車の力強さと共に、ガタンゴトンッと揺れがすごく、これも醍醐味!と楽しみました。
車窓から、旭川沿いのなだらかなカーブからの山々の眺め、田園風景、時にはクレー射撃場が見えるなど、日常の景色とは違った風景をゆったり楽しむことができました。


旭川にかかる橋(左)
岡山市民農園「牧山クラインガルテン」の小屋たち(右)
往復で戻ってきたJR津山駅で、駅員さんに精算してもらい無事に改札を出ました。
それぞれの駅に、気になるお店や興味深い建物をみつけたので(屋根から亀が!他)次回は途中下車をしつつ、のんびり楽しみたいです。
JR津山駅に到着すると、暮れなずむ青空と、キハ47のたらこ色のコントラストにうっとり。最近鉄道好きに。まだ乗り鉄なのか撮り鉄なのか自分でもよくわかっていませんが、車窓からのシャッターチャンスも無心でワクワク楽しくて仕方ない一日でした。

毎年好評!スルッとKANSAIカレンダー2026年度版発売開始しました
このたび、2025年10月1日より『2026年スルッとKANSAI電車&バスカレンダー』
が発売されました。本カレンダーの表紙・裏表紙のデザインは、関西大学のマス・コミュニケーション学研究部の学生が担当。洋書図鑑をイメージした高級感のあるデザインで、中面は貴重な車両写真と解説を多数掲載しており、読み物としても楽しめる特別な一冊となっております。
見ているだけで鉄道・バスに乗りたくなる、乗ったら見ていたくなる、鉄道・バスファンの方はもちろん、乗り物好きなお子さまから大人まで楽しめます。


カンダイパンセマルシェ新商品のご案内
■【数量限定】2026年スルッとKANSAI 電車&バスカレンダー/購入者特典付き
¥1,200(税込)
表紙・裏表紙のデザインは、関西大学マス・コミュニケーション学研究部の学生が
担当した産学連携商品です。
※2025年10月1日販売開始。
