岡山の鉄道旅 津山線で楽しむ乗り鉄と希少車両キハ47の魅力

岡山県津山市。JR津山線の津山駅ホームに停車中の車両キハ47。車両は赤オレンジ色で、通称たらこと呼ばれて鉄道ファンに愛されている。
JR津山線の津山駅ホームに停車中の車両キハ47。車両は赤オレンジ色で、通称たらこと呼ばれて鉄道ファンに愛されている。

~はじめて間近で見る転車台に感動@岡山県津山市にある『津山まなびの鉄道館』

岡山県津山市に、1936年に建てられた機関車庫を改装してできた鉄道史博物館『津山まなびの鉄道館』。中心にある転車台に向かって、13両の昔の機関車、D51蒸気機関車をはじめ、キハ33形やキハ58形などの希少車両が扇形に並ぶ。
曇り空の下、岡山県津山市にある鉄道史博物館「津山まなびの鉄道館」の中央に展示されている鉄道記念物の「転車台」。1936年に作られた当時は、機関車の方向転換と併せて機関車を機関車庫へ収納する際に使用された。

カンダイパンセマルシェのみっちーです。
2025年9月7日に史上最速で阪神タイガースがセ・リーグペナントレース優勝。次の10月11日から始まる2025プロ野球クライマックスシリーズ(CS)で、阪神タイガースは10月15日のファイナルステージから開幕。それから日本一に向けて、1日でも長く観戦を楽しめるのはファンとして嬉しいです。

鉄道ファンは初心者。(鉄道ファンになったきっかけはこちらのブログをご覧ください)ならば鉄道博物館へ行ってみよう~!と週末、岡山県津山市にある「津山まなびの鉄道館」へ。ちなみに津山市出身といえば、B’zの稲葉浩志さん、オダギリ ジョーさん。津山市発祥のホルモンうどんも有名です。

JR津山駅から徒歩約10分で到着する「津山まなびの鉄道館」は、1936年に建てられた旧津山扇形機関車庫。機関車収容線数17は、京都の梅小路機関車庫に次ぐ既存二番目の車庫です。入るとすぐ、扇形に収蔵されたキハ33形気動車、D51形蒸気機関車、DD13形、DD15形除雪用等のディーゼル機関車など13の先頭車両がこちらを向いてずらりと並び、圧倒されつつ、間近で見学できます。

岡山県津山市にある鉄道史博物館「津山まなびの鉄道館」に展示されている希少車両。左から、キハ33形気動車、キハ52形気動車、キハ181形気動車(旧式やくも)、キハ58形気動車。

みっちーが個人的に好きになった車両デザインはキハ181形気動車「旧式やくも」(左から3番目の車両)。クリーム色に赤銅色のラインが魅力的です。1972年3月の山陽新幹線開業、岡山駅から出雲市駅間の急勾配線区を500PSの大馬力機関を搭載した特急列車で、1982年7月の伯備線電化に引退。

他にも、希少車両とじっくり向き合いながら、車両は人を運ぶだけでなく、除雪など作業にも欠かせないことを、鉄道の歴史とともに再認識しました。

国内唯一「DE50形ディーゼル機関車」(左)D51形蒸気機関車(右)

夕方からは、乗り鉄をエンジョイ。 日帰りのため、待ち時間の短い途中の駅で折り返そうと、JR津山駅の駅員さんに相談したところ、なんと、手書きのダイヤグラムを見せてくださり、目が釘付けに! 乗り鉄気分も上がります。結果、せっかくなので往復3時間を選択。
今回乗車したのは、JR津山線は津山駅と岡山駅を結ぶJR西日本の単線ローカル線で、駅数は17駅。片道1時間27分。運賃は1,170円。そして、車両はキハ47。赤オレンジ色の車両で、通称「たらこ」と呼ばれて鉄道ファンの方に愛されています。

岡山県JR津山市駅。JRきっぷ運賃表。JR津山線。津山駅から岡山駅まで17駅。

往時は快速だったので、ディーゼル車の力強さと共に、ガタンゴトンッと揺れがすごく、これも醍醐味!と楽しみました。
車窓から、旭川沿いのなだらかなカーブからの山々の眺め、田園風景、時にはクレー射撃場が見えるなど、日常の景色とは違った風景をゆったり楽しむことができました。

旭川にかかる橋(左) 
岡山市民農園「牧山クラインガルテン」の小屋たち(右)

往復で戻ってきたJR津山駅で、駅員さんに精算してもらい無事に改札を出ました。
それぞれの駅に、気になるお店や興味深い建物をみつけたので(屋根から亀が!他)次回は途中下車をしつつ、のんびり楽しみたいです。
JR津山駅に到着すると、暮れなずむ青空と、キハ47のたらこ色のコントラストにうっとり。最近鉄道好きに。まだ乗り鉄なのか撮り鉄なのか自分でもよくわかっていませんが、車窓からのシャッターチャンスも無心でワクワク楽しくて仕方ない一日でした。

岡山県津山市のJR津山駅ホームにて。暮れなずむ青空と、たらこ色のキハ47の2車両。

毎年好評!スルッとKANSAIカレンダー2026年度版発売開始しました

このたび、2025年10月1日より『2026年スルッとKANSAI電車&バスカレンダー』
が発売されました。本カレンダーの表紙・裏表紙のデザインは、関西大学のマス・コミュニケーション学研究部の学生が担当。洋書図鑑をイメージした高級感のあるデザインで、中面は貴重な車両写真と解説を多数掲載しており、読み物としても楽しめる特別な一冊となっております。
見ているだけで鉄道・バスに乗りたくなる、乗ったら見ていたくなる、鉄道・バスファンの方はもちろん、乗り物好きなお子さまから大人まで楽しめます。

カンダイパンセマルシェ新商品のご案内 
■【数量限定】2026年スルッとKANSAI 電車&バスカレンダー/購入者特典付き
 ¥1,200(税込)
 表紙・裏表紙のデザインは、関西大学マス・コミュニケーション学研究部の学生が
 担当した産学連携商品です。
 ※2025年10月1日販売開始。

作成者: みっちー

カンダイパンセマルシェの手土産を使って様々なレシピにチャレンジしています。おとなしいトラ党🐯リフレッシュに、京都のまちを自転車でお散歩したり、関西の古民家カフェやおいしいお店を見つたり、生産者さんやお店の方とのふれあいの時間も大切にしています。

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